元営業マンがスタートアップで新規事業立ち上げに挑戦するブログ

元営業マンが新規事業立ち上げの責任者にチャレンジする過程を記します。

ハードウェアを作るということは決断の繰り返しだ

ハードウェアを作ることの難しさを強烈に感じている。

 

ハードウェアを作る際にはそのサービスのバリューが何なのかをより明確にしておく必要がある。なぜなら、多くのことを決断していかないといけないからだ。

 

ハードとソフトの大きな違いは、ハードは一度世の中に出したら取り返しがつかないということだ。そのため、企画や設計が非常に重要になってくる。

一度決めたことを変えるということも許され難い。不可能ではないかもしれないが、スケジュールやコストに大きな影響を与える。これはソフトとは比較にならない。

だから最初の段階でしっかりと「決める」ことが重要だ。

 

企画段階から、利用シーンを強烈にイメージし、まるでモノが目の前にあるかのような感覚になるまで鮮明にイメージすることだ。それを仕様に落とし込んでいく。

ここをとことん突き詰めていく必要がある。

 

そして、次には技術的なハードルが存在する。

例えば技術的には可能だったとしても、コストやデザイン、スケジュールなどにモロに影響したりする。大抵ここら辺はトレードオフだったりする。だから、落とし所を決めないといけない。その際には、サービスのバリューを確認し、どちらが重要なのかを次々に判断しないといけない。

 

さらに、それが出来上がったとしても、最初から完璧に動作してくれることは多くない。何かしら問題があったりする。だから量産する前によく確認をしないといけない。

世の中に出てしまったら、どうしようもないからこそ、各メーカーには厳しい品質基準が存在し、それをクリアしなければならない。

 

ハードウェアを世の中に出すまでにはものすごい数の決断をこなし、課題を乗り越えていかないといけない。道のりは長い。