元営業マンがスタートアップで新規事業立ち上げに挑戦するブログ

元営業マンが新規事業立ち上げの責任者にチャレンジする過程を記します。

日々の奮闘からの学びを記録していきたいと思う

初めまして。ぼくは元キーエンスの営業マンで、スタートアップで働いている。

キーエンスは激務・高給で有名なセンサーや精密機器のメーカーだ。そこでぼくは営業マンをやっていた。非常にエキサイティングな日々で、営業スキルはかなり向上したと思う。自分で言うのもなんだが、営業に関してはどこでもやっていける確固たる自信が付いた。

一方で、営業しかできないことに対しては不安を感じていた。一生営業マンとして生きていくのはなんか違うと思っていた。当時のぼくは、事業の立ち上げなどに憧れを持っていた。「新規事業立ち上げ」と言うフレーズにかっこよさを感じていた。

そんなぼくは2〜3年前にとあるスタートアップへ転職した。当時は設立数ヶ月、人数も数名の、まさに立ち上げフェーズの会社だった。その会社で、ぼくは営業を担当することになった。転職してからの日々は思っていたよりも大変だった。何が大変かと言うと、時間が激務とかそういうことではない。むしろ、激務耐性には自信はあった...w 

「自分の使えなさ」を嫌でも自覚せざるをえなかったのだ。

そこからはとにかく謙虚に前向きに学び続け、自分の中のブレイクスルーを何度も経験し、営業としての結果を残すことができた。結果と言っても、達成とか個人成績とかそういうことではない。売れる相手、手段を模索しながら、販売の仕組みを作り、自分でなくても回せる体制を作ることができた。

そして、この度、ぼくは新規事業の責任者を務めることとなった。今まで営業しかやっていなかったぼくにとっては、それはそれは大変なことの連続だ。とにかくわからない。今の事業は専任でいるメンバーはぼく一人だ。手伝ってくれている経験豊富な頼もしいメンバーはいるが、彼はとにかく忙しいので、頼ってばかりはいられない。

 

・PLも書いたことがない。書き方もわからない。

・ビジネスモデルを構築したこともない。

・プロジェクトの進め方もわからない。

・営業以外の職種についての知識がなさすぎて、何をやっているのかわからない。

・職種ごとに考え方が違うが、何を考えているのかわからない。

などなど。。。

 

よくもまあ、そんなぼくに任せてくれたものだ。社長やメンバーの懐の深さには感謝しかない。

 

ぼくは今、日々悪戦苦闘している。抜擢されてから数ヶ月たって、できることも増えてきたが、まだまだできないことの方が多い。とにかく毎日勉強していくしかない。そんな毎日は学ぶことが非常に多い。気付きの連続だ。特に学びとして大きいのは、職種ごとの考え方の違いだ。例えば、営業の考え方と、マーケティングの考え方は本質的には同じだが、アプローチの仕方が異なる。ましてや、エンジニアは全く違う。

スタートアップだけでなく、大企業でも職種ごとによく喧嘩をしていたりする。これは実は当たり前のことなんだとわかった。それは役割ごとに考え方が違うからだ。ぶつかって当たり前だし、ぶつかる必要があるのだと思う。

営業マン時代はそんなことをあまり考えてこなかった。それは全体を俯瞰することができていなかったからだと思う。それは数人のスタートアップにいてもそうだった。本当に毎日学びが大きい。

 

これから、ぼくが日々学んだこと、考えていることをここに記していきたいと思う。目的は自分の考えを整理するためと、自分が何を考えていたのかを記録しておきたいからだ。あとは、こんな落書きのようなアウトプットに少しでも価値を感じてくれたらとても嬉しい。

まずは、継続が一番大事だと思うので、頑張って記していきたいと思う。