元営業マンがスタートアップで新規事業立ち上げに挑戦するブログ

元営業マンが新規事業立ち上げの責任者にチャレンジする過程を記します。

事業責任者の仕事は決断すること

大抵のことはトレードオフだ。全てを完璧にすることは不可能だ。

サービスづくりも全てにおいて完璧なものを生み出すことはできない。

例えば、デザインにとことんこだわろうとすると、その分時間はかかるし、コストもかかる。ハードウェアをより小型化しようとする際も同じだ。性能を上げようとするとコストがかかる。

 

だからこそ、コアバリューを見極め、それを軸にあらゆることを決断していく必要がある。それが事業責任者の仕事だ。全体を俯瞰し、確固たる軸を持ち、決断を重ねる。時に立ち止まり、全体を見渡し、おかしな方向に行っていないか確認をする。

 

その際に当たり前だが必要なのは、そのサービスのコアバリューを明確にしておくことだ。そうしないと決断ができないからだ。決断軸と言っても良い。

さらに決断軸を持つためには、誰よりもそのサービスについて考え、熱意を持たないといけない。

各分野の担当はそれぞれの役割を果たそうと、最善の方法を示してくれるかもしれない。だが、必ず優先順位をつけ、全体を考えた上で選択していかないといけない。その際は喧嘩になるかもしれない。文句を言われるかもしれない。それはそうだ。その人は最高の仕事をしようとしているのに、否定されるからだ。でも、それを恐れてはいけない。どうしても成功させるためには選択をしないといけないからだ。落とし所を見つけていかないといけない。だから、事業責任者は腹を括って、熱意を持って説明する必要がある。

 

だが、僕の今の状況は非常に厳しい。

なぜなら社内リソースが極端に足りていなく、僕以外にメンバーがいないからだ。

やるべきは、いかにこのサービスが会社にとっても重要で、やる必要があるかを周りに伝えていくことだと思う。そして、リソースを確保していかないといけない。遠慮をしていたら、時間だけが過ぎていき、会社全体にとってもマイナスになってしまう。

それにしても気軽に相談できるメンバーは欲しい。笑